駱駝の話
草木も生えぬ灼熱の砂漠を、一筋に……
今日も明日もあさってもその次も……
キ、キミ… 死にたもうことなかれ!
心配はいらないようです。らくだは、およそ生物が生きていける環境ではない砂漠をも含む高温乾燥地域で生きるために身体の各部が特化されているそうです。
特徴的なコブを始めとする背中を広く脂肪で覆ってエネルギーを蓄え、なんとその脂肪で太陽からの熱を断熱しているともいわれます。
砂嵐から守るため鼻も閉じられるうえ目にも横に開閉する舜幕という薄い膜を備えているとのこと。更に膝とか胸とか、脚を折って休む時地面に接するところには分厚いタコがあって焼ける砂地の熱を断熱している。まだあるある、足の蹄は小さく退化し代わりに足の裏の皮膚が膨らんでクッションになり砂地にめり込まずに歩ける。200kgもの荷を運べる。
水は一度に80ℓも、最高136ℓも飲めると。そして水無しで数日間は耐える。さらに塩水を飲んでも生きられると。ある種のラクダは海水より塩分が濃くても大丈夫!これはもう砂漠用特別仕様のハイテク生物ですね。
参照:ja.wikipedia.org2022.11.01